ゲームの概要
300万円の資本金を持って会社の社長になる。
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台の6マーケットから材料仕入・生産・販売を行い、最終的に自己資本の増加を競う。
ゲームの流れ
6人で1卓。半時計回りでカードをひいていきます。
- 意思決定カード(緑)をひく。(リスクカードをひく、と書いてあった場合はリスクカード(赤)をひく)
- 材料仕入、完成・投入、商品販売などを行う
基本的には上記の繰り返しです。
意思決定カード(緑)をひく
緊張の瞬間!
意思決定カードだったら
意思決定を行います
リスクカードをひく だったら
赤色のリスクカードをひきます
リスクカードの指示にしたがいましょう
意思決定カードをひいたら、材料仕入、完成・投入、商品販売などを行う
- 商品を販売する
- 材料を購入する
- 商品を仕入する
- 完成・投入
- ワーカー・セールスマンを採用する
- 設備投資(機械を買う)
- 広告を行う
- 研究開発投資
- 社員に教育を行う
上記9種類のことを行うことができます。ここでは「商品仕入」については省きます。
商品を販売する
- 「販売します」と宣言する
- 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台 のどこかに商品を置く
- 他社も商品を持っていたら入札に参加してきます
- プライスカードで売りたい値段を決めておいて
- 「せーの」でプライスカードを出して、声に出して値段を言う。
- 安い値段をコールした人が販売できる
市場ごとに、マーケットボリュームと販売価格の上限が設定されています。
例えば札幌ですとマーケットボリュームは4個まで、販売価格(緑色の部分)は最高で36円という設定です。
すでに札幌に2個入っていた場合、2個しか置くことができません。最大で4個までです。また価格は最高36円までとなり、例えば37円では販売できません。
「販売します」と宣言した人は親となり、例えばプライスカードで36円を出す場合、声に出して言う値段はマイナス2円 「34!」とコールすることができます。「声に出して言う値段が安い人が販売できます」
実際の売上金額は「口に出して言った金額ではなく、プライスカードで出した金額」です。
材料を購入する
- 「材料購入します」と宣言する
- 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台 のどこかから材料を取る
- 自分のゲーム盤の材料倉庫に置く
マーケットごとに表示してある青い部分が、そのマーケットでの材料購入単価です。
マーケットに材料が無くなった場合は、ストック部分の海外市場から16円で仕入れることもできます。
完成・投入
- 「完成・投入します」と宣言する
- 材料倉庫にある材料を工場に動かす。(投入する)
- 工場にある仕掛品を営業所に動かす。(完成する)
- 投入・完成それぞれ1回1円のコストがかかる
例えば投入2個、完成を2個した場合は4円かかります。
完成と投入は同時に行うことができます。両手で持って一度に行ってください。投入したものをその回でそのまま完成に持っていくことはできません。1回の意思決定につき1工程ずつです。
初期の状態ではみなさん2個ずつ完成・投入ができます。機械の購入や教育をすることにより1回にできる完成・投入の数を増やすことができます。
(小型機械の能力は1個ですが、コンピューター(緑)により2個の完成・投入ができるようになっています)
ワーカー・セールスマンを採用する
- 「採用します」と宣言する
- 白いワーカー・セールスマンを会社盤に配置する(一度に3人まで)
- 1人あたり5円の経費がかかります。
機械1台につき、1人のワーカーが必要です。ただし機械1台に2人のワーカーがいても生産能力は上がりません。
セールスマンを雇うことにより、販売能力が1人あたり2個増えます。最初のセールスマン一人の状態では1回の販売で2個しか売れませんが、セールスマンが2名になると1回の販売で4個販売できるようになります。
設備投資
- 「設備投資します」と宣言する
- 大型機械(200円)、小型機械用アタッチメント(30円)どちらかを購入する
大型機械は1度に4個、小型機械用アタッチメントは小型機械に取り付けることによりプラス1個の能力となります。(小型1+コンピューター(緑)+アタッチメント1で合計3個)
広告を行う
- 「広告します」と宣言する
- 赤いチップを会社盤に置く
- 1度に1枚ずつしか買えません。1枚20円
1枚買うごとに販売能力が2個増えます。例えばセールスマン1名と赤チップ1枚を持っていたら1回4個まで販売できるようになります。
研究開発投資
- 「研究開発します」
- 青いチップを会社盤に置く
- 1度に1枚ずつしか買えません。1枚20円
1枚買うごとに、商品販売時に値段をいう時に2円マイナスして言うことができます。
【子 青チップ1枚持っている】 プライスカード 36円の場合、「34!」と言える
【親 青チップ1枚持っている】 プライスカード 36円の場合、「32!」と言える
口に出して言う値段が間違えていた場合は、コールミスとなり失格になります。
社員に教育を行う
- 「教育します」と宣言する
- 黄色いチップを会社盤に置く
- 1度に1枚ずつしか買えません。1枚20円
1枚あると、完成・投入がプラス1、販売能力がプラス1となる。このチップは複数枚あっても効くのは1枚のみ。
機械やセールスマンが複数でも効くのはプラス1のみ。
いつでもOKのBルール。ただし意思決定カードを開けてしまってからはダメ。
- コンピュータ導入
- オレンジ保険
- 無災害倉庫借用
- 配置転換
- 機械売却
- 材料売却
配置転換
ワーカーをセールスマンに。セールスマンをワーカーに。配置転換が可能です。1回
5円。「配置転換します」と宣言して配置転換して5円支払ってください。
私がMGのルールを丁寧にお教えします
ECコンサルタント
かねひらイーシーパートナーズ株式会社
代表 金平 健二
製造業の社員の皆様に、繰り返しMGをしていただくことで自分で考える力をやしなっていただきたいと願い、富山県で5年間MGを開催しつづけています。
趣味:水泳、サウナ、ソロキャンプ、詳しいプロフィールはこちら