ネットショップ運営にとって一番大事なのは何でしょうか
金勘定?
否。
ミッション、ビジョン、バリューであり、そこから繋がる強みの創出、競合優位性、戦略、戦術、サイト実装であり、日頃の実務処理ではないでしょうか。
例えば、
他に無い魅力的な商品を開発できる
仕入が強く、他より安く売れる
流通が整備されており早く届けることができる
など、商売として何らかの強みがあること、だと思います。
会計、経営戦略セミナーに出て勉強?そんなことをしても一銭も儲かりません。
金勘定や机上の計算だけで利益が出せるような錯覚をすることがありますが(私も以前それで失敗しております・・)そんなことはありえません。
強みが無いビジネスはいくら金勘定をしていても継続することはできないのです。
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なんです、が、
自社の状況、数字を的確に把握する、ということは当たり前にできている必要があります。
これを把握できていないといくら立派なビジョン、素晴らしい商品を持っていても暗闇の中をむやみやたらに進んでいるようなものです。
商売としての強みを磨くことが一番大事という事が大前提で、自社の状況をはっきりと把握できる一つの手段としてマネジメントゲームをオススメしています。
具体的には何がわかるのか
売上を把握されている方は多いと思います。しかし、粗利、固定費がいくら?と聞かれて即答できる方は少ないのではないでしょうか。
ネットショップの数値は、送料、モールへの手数料など多岐にわたり、その金額を原価に入れるのか固定費に入れるのか。等々悩ましいところです。
しかし、そこはどっちでも良いのです。自社のやりやすいよう、手間のかからない方法で把握できればOKです。MGの考え方となるMQ会計にそって考えれば、どのようにしても全体を把握できるようになります。まずはそこが急務ではないでしょうか。そもそも現在では、ショップの形態が色々すぎて一つの型にはめるのは難しいです。社長さんがご自身で考えれるようになる、ということが一番手っ取り早い方法です。
全体をざっくりと把握できるようになることが大事です。細かい部分はそれに見合う見返りがあるなら時間をかけてやるべきですが、意思決定者である社長の時間は限られています。
重箱の隅をつつきまわしている時間があれば、前述した強みの強化にもっと時間を割いたほうが良いでしょう。
1回だけの参加は時間とお金の無駄
たんにお金を払ってしんどい思いをした。で終わります。
初回は全然意味がわからないのですが、2回目、3回目と参加するに従って少しずつ意味がわかってきます。
真剣にしっかりと会社の状況を把握できるようになりたい。という方にだけおすすめします。
理想としては、2日間コースを1か月に1度のペースで5回受講することをおすすめします。間を開けると忘れます。なんならもっと早いペースで5回受けても良いです。
ぶっちゃけ、結構時間とお金がかかります。なので、ある程度時間をかける前提ではじめたほうが良いです。とりあえず短期集中で5回受ければ簿記3級程度の知識がつくとも言われています。
書籍、座学セミナーをいくら聞いていても理解できません
通常の経営・会計セミナーと決定的に違うのは、理入ではなく、行入形式のセミナーだということです。
理入とは、講師の先生が前におられて「~なんです」「~ということなんですよ」と講義形式で教えてもらう、学校の授業のような形式です。
行入とは、わからないけどまずやってみる。わからないけど、やっていくうちに自然に分かってくるというワークショップ的な形式です。
ほとんどの時間を入札式のゲームや、決算書の作成に使いますので眠くなる暇はありません。また、楽しくゲームをしながら経営感覚が身につきます。
こんな方にオススメ
- ネットショップ運営者
- ネットショップスタッフ
- ネットショップのお手伝いをしているウェブ制作会社